デッキレシピ

《ヨーグモスの息子、ケリク/K'rrik, Son of Yawgmoth》

《ヨーグモスの息子、ケリク》はマナ・クリーチャーでありフィニッシャーでありアタッカーでもあります。しかし、単体では勝ちには繋がらないため、ケリクを通した後のプランが必要となります。そのため初手のキープ基準を明確にし、ゲームプランを立てていく事が重要です。

黒単最速のコンボジェネラルとも言われる《ヨーグモスの息子、ケリク》は豪快でありながら繊細なプレイが必要な、非常に魅力のあるデッキです。

ヨーグモスの息子、ケリク

カード名 ヨーグモスの息子、ケリク
マナコスト ④黒/Φ黒/Φ黒/Φ
タイプ 伝説のクリーチャー — ホラー・ミニオン
テキスト ((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
絆魂
コストに含まれる(黒)1つにつき、あなたはそのマナを支払うのではなく、2点のライフを支払ってもよい。
あなたが黒の呪文を唱えるたび、ヨーグモスの息子、ケリクの上に+1/+1カウンターを1個置く。
P/T 2/2

デッキリスト

統率者(1)

《ヨーグモスの息子、ケリク/K'rrik, Son of Yawgmoth》

クリーチャー(21)

《歩行バリスタ/Walking Ballista》
《ブラッド・ペット/Blood Pet》
《血の執行司祭/Blood Celebrant》
《Basal Thrull》
《Soldevi Adnate》
《血空の主君、ヴェラゴス/Varragoth, Bloodsky Sire》
《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
《敵対工作員/Opposition Agent》
《熱心すぎる弟子/Overeager Apprentice》
《ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas》
《隻眼の将軍 夏侯惇/Xiahou Dun, the One-Eyed》
《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》
《墓所の怪異/Crypt Ghast》
《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》
《スカージの使い魔/Skirge Familiar》
《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》
《Phyrexian Devourer》
《墓所のタイタン/Grave Titan》
《ルーン傷の悪魔/Rune-Scarred Demon》
《血の取引者、ヴィリス/Vilis, Broker of Blood》

インスタント(10)

《Sacrifice》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《弱者選別/Culling the Weak》
《納墓/Entomb》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《潰瘍化/Ulcerate》
《夜の犠牲/Victim of Night》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
《殺し/Snuff Out》
《致命的なはしゃぎ回り/Deadly Rollick》

ソーサリー(20)

《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《沸き立つ汚泥/Bubbling Muck》
《無垢の血/Innocent Blood》
《再活性/Reanimate》
《夜の囁き/Night’s Whisper》
《血の署名/Sign in Blood》
《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
《死体発掘/Exhume》
《縫合/Stitch Together》
《女王への懇願/Beseech the Queen》
《毒の濁流/Toxic Deluge》
《冥府の契約/Infernal Contract》
《不気味な教示者/Grim Tutor》
《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》
《生き埋め/Buried Alive》
《最後の審判/Doomsday》
《滅び/Damnation》
《闇の誓願/Dark Petition》
《最後の別れ/Final Parting》
《深淵への覗き込み/Peer into the Abyss》

エンチャント(6)

《Dance of the Dead》
《動く死体/Animate Dead》
《心なき召喚/Heartless Summoning》
《Leshrac's Sigil》
《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
《ネクロポーテンス/Necropotence》

アーティファクト(13)

《魔力の墓所/Mana Crypt》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《金属モックス/Chrome Mox》
《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》
《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《多用途の鍵/Manifold Key》
《防御の光網/Defense Grid》
《黒玉の大メダル/Jet Medallion》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》
《ボーラスの城塞/Bolas’s Citadel》

土地(29)

《Lake of the Dead》
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
《やせた原野/Barren Moor》
《爆発域/Blast Zone》
《家路/Homeward Path》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《裏切り者の都/City of Traitors》
《沼/Swamp》×22

ハイシナジーカード

《血の取引者、ヴィリス》

《ヨーグモスの息子、ケリク》と並べると起動能力でライフ4点を払うだけでクリーチャーにー1/ー1修正を与えながらカードを4枚引く事が出来ます。足りないコンボパーツを探しながらクリーチャー除去や、フィニッシュが出来ない場合のサブプランを探す事が出来るため、このコンボだけで実質勝利になることもしばしば。

《血の執行司祭》

《ヨーグモスの息子、ケリク》と組み合わせる事で、ライフ3点が黒1マナに変わる為、実質1マナの《背信のオーガ》です。
デッキの性質上、1マナが足りないという状況に陥り易く、ライフをマナに直接変換出来る能力は非常に強力です。

《Sacrifice》

仕事を終えた《血の取引者、ヴィリス》や《ルーン傷の悪魔》等の大型クリーチャーを黒マナに変換し、コンボの完走を支える縁の下の力持ち的な1枚です。

《最後の審判》

レガシーシーンでもここ1年で散見されることが多くなったカードですが、《最後の審判》のキャスト+4マナ+1ドローが出来れば、勝利まで持っていける素晴らしいカードです。(手順に関してはコンボルートで解説)
ライブラリーの多くを追放する都合上、失敗した場合はほぼリカバリーが出来ないので、唱えるタイミングが難しいカードでもあります。

コンボルート

《ヨーグモスの息子、ケリク》+《最後の審判》+《やせた原野》+0マナのカード1枚

《最後の審判》でコンボパーツを積み込み、ケリクの能力でマナコストを踏み倒して完走します。

前提条件:
4マナ・ライフ40点+1ドロー+0マナのカード1枚(40

4マナ+ライフ6点で《ヨーグモスの息子、ケリク》を戦場に出す。当ルートでは残りライフが40点の状態でスタートしたと仮定します。(ライフ:40-6=34)
ライフ6点で《最後の審判》を唱えて《冥府の契約》《Leshrac's Sigil》《霊気貯蔵器》《暗黒の儀式》《太陽の指輪》をデッキトップに積み、その後《最後の審判》の効果でライフを半分失います。積む順番は《冥府の契約》が一番上であれば概ねOKです。(ライフ:34-6=28→28÷2=14)
ライフ2点で《やせた原野》をサイクリングし、ライブラリートップの《冥府の契約》をドローします。(ライフ:14-2=12)
6点のライフで《冥府の契約》を唱えて残りのカードを引き切り、《冥府の契約》の効果で半分のライフを失います。(ライフ:12-6=6 6÷2=3)
2点のライフで《暗黒の儀式》唱える(ライフ:3-2=1)
《太陽の指輪》を戦場に出す
《霊気貯蔵器》を戦場に出す
0マナのカードを唱えて《霊気貯蔵器》が誘発し、ライフを得る(唱えた呪文の回数を7と仮定して、+7点。1+7=8
4点のライフで《Leshrac's Sigil》を唱えて、4点のライフで手札に戻します。この段階から支払ったライフ以上のライフを得られるようになり、この手順を繰り返す事でライフが無限に回復します。
10 《霊気貯蔵器》の50点ダメージを対戦相手全員に撃って勝利

要求枚数が多めですが、初手次第で1ターンキルも可能ですので、ルートはしっかり把握しているといいでしょう。《最後の審判》で積む5枚カードのうち1枚でも手札あれば、《霊気貯蔵器》のライフゲインで0マナのカードはその枠で積み込んでしまってOKです。最後の審判コンボは派生形が多数存在しているため、以降で紹介するルートも参考に、色々と考えてプレイするのもケリクの醍醐味です。

《ヨーグモスの息子、ケリク》+《最後の審判》+《やせた原野》

《最後の審判》でコンボパーツを積み込み、ケリクの能力でマナコストを踏み倒して完走します。マナが1多く必要ですが、ライフが少し減っている際のルートです。

前提条件:
5マナ(黒1含め)・ライフ34点以上+《やせた原野》

4マナ+ライフ6点で《ヨーグモスの息子、ケリク》を戦場に出す。当ルートでは残りライフが34点の状態でスタートしたと仮定します。(ライフ:34-6=28)
ライフ6点で《最後の審判》を唱えて《冥府の契約》《Leshrac's Sigil》《霊気貯蔵器》《Sacrifice》《動く死体》をデッキトップに積み、その後《最後の審判》の効果でライフを半分失います。積む順番は《冥府の契約》が一番上であれば概ねOKです。(ライフ:28-6=22→22÷2=11)
ライフ2点で《やせた原野》をサイクリングし、ライブラリートップの《冥府の契約》をドローします。(ライフ:11-2=9)
6点のライフで《冥府の契約》を唱えて残りのカードを引き切り、《冥府の契約》の効果で半分のライフを失います。(ライフ:9-6=3 3-2=1)
初期から浮いている黒マナで《Sacrifice》を唱えて《ヨーグモスの息子、ケリク》を生贄に捧げ、黒7マナを生成
《霊気貯蔵器》を戦場に出す
《動く死体》を唱えて《霊気貯蔵器》が誘発してライフを得る(唱えた呪文の回数を6と仮定して、6点ゲイン)その後、《ヨーグモスの息子、ケリク》を対象に取り、戦場に戻す(ライフ:1+6=7)
黒1マナ+2点のライフで《Leshrac's Sigil》を唱えて、4点のライフで手札に戻します。この段階から支払ったライフ以上のライフを得られるようになり、この手順を繰り返す事でライフが無限に回復します。
《霊気貯蔵器》の50点ダメージを対戦相手全員に撃って勝利

《ヨーグモスの息子、ケリク》+《最後の審判》+《師範の占い独楽》

《最後の審判》でコンボパーツを積み込み、ケリクの能力でマナコストを踏み倒して完走します。

前提条件:
4マナ+ライフ40点+《師範の占い独楽》が場に出ている

4マナ+ライフ6点で《ヨーグモスの息子、ケリク》を戦場に出す。当ルートでは残りライフが40点の状態でスタートしたと仮定します。(ライフ:40-6=34)
ライフ6点で《最後の審判》を唱えて《冥府の契約》《暗黒の儀式》《魔力の墓所》《霊気貯蔵器》《Leshrac's Sigil》をデッキトップに積み、その後《最後の審判》の効果でライフを半分失います。積む順番は《冥府の契約》が一番上で、一番下が《Leshrac's Sigil》である必要があります。(ライフ:34-6=28→28÷2=14)
《師範の占い独楽》を起動して、ライブラリートップの《冥府の契約》をドローします
6点のライフで《冥府の契約》を唱えて4枚ドロー。《冥府の契約》の効果で半分のライフを失います。(ライフ:14-6=8 8÷2=4)
2点のライフで《暗黒の儀式》をキャスト(ライフ:4-2=2)
《魔力の墓所》を戦場に出し、起動して2マナ生成
《霊気貯蔵器》を戦場に出す
《師範の占い独楽》を唱えて《霊気貯蔵器》が誘発し、ライフを得る。(唱えた呪文の回数を7と仮定して、7点ゲイン)(ライフ:2+7=9)
《師範の占い独楽》を起動して1枚ドロー。ライブラリートップの《Leshrac's Sigil》を手札に加える
10 黒1マナ+2点のライフで《Leshrac's Sigil》をキャストし、4点のライフで手札に戻します。この段階から支払ったライフ以上のライフを得られるようになり、この手順を繰り返す事でライフが無限に回復します。
11 《霊気貯蔵器》の50点ダメージを対戦相手全員に撃って勝利

《ヨーグモスの息子、ケリク》+《最後の審判》+《ボーラスの城塞》+《やせた原野》

《最後の審判》でコンボパーツを積み込み、ケリクの能力でマナコストを踏み倒して完走します。

前提条件:
7マナ・ライフ38点以上+《やせた原野》

4マナ+ライフ6点で《ヨーグモスの息子、ケリク》を戦場に出す。当ルートでは残りライフが38点の状態でスタートしたと仮定します。(ライフ:38-6=32)
ライフ6点で《最後の審判》を唱えて《ボーラスの城塞》《霊気貯蔵器》《0マナのカード》x2《Leshrac's Sigil》の順でデッキトップに積み、その後《最後の審判》の効果でライフを半分失います。(ライフ:32-6=26→26÷2=13)
ライフ2点で《やせた原野》をサイクリングし、ライブラリートップの《ボーラスの城塞》をドローします。(ライフ:13-2=11)
最初の浮きマナ3+6点のライフで《ボーラスの城塞》を戦場に出す(ライフ:11-6=5)
《ボーラスの城塞》の効果で、ライブラリートップから《霊気貯蔵器》をプレイ。(ライフ:5-4=1)
ライブラリートップから《0マナカード》x2をキャスト《霊気貯蔵器》が誘発し、ライフを得る(唱えた呪文の回数を5と仮定して、5+6の11点ゲイン)(ライフ:1+5+6=12)
ライブラリートップから《Leshrac's Sigil》を唱えて、4点のライフで手札に戻します。この段階から支払ったライフ以上のライフを得られるようになり、この手順を繰り返す事でライフが無限に回復します。
《霊気貯蔵器》の50点ダメージを対戦相手全員に撃って勝利。

最後の審判コンボは必要ライフの関係上、ライフの配分などを少し細かく解説しました。こちらのコンボを理解した上であれば、以降のコンボも概ね理解出来る内容であると思うので、以後はざっくりと解説します。

《ヨーグモスの息子、ケリク》+《霊気貯蔵器》+《隻眼の将軍 夏侯惇》+《縫合:スレッショルド達成時》

《霊気貯蔵器》+《ヨーグモスの息子、ケリク》存在下で《隻眼の将軍 夏侯惇》と、スレッショルドを達成した《縫合》交互にキャストしてループさせる事で無限キャストを達成出来ます。最初こそライフを犠牲に始動するものの、一定のラインを超えると《霊気貯蔵器》で回復し、そのまま無限ライフ&無限ダメージに繋がります。

《ヨーグモスの息子、ケリク》+《ボーラスの城塞》+《師範の占い独楽》+《墓所の怪異》

《ボーラスの城塞》+《ヨーグモスの息子、ケリク》存在下で《師範の占い独楽》を山札の続く限り唱えて、《墓所の怪異》の強請でライフをドレインします。(師範の占い独楽をボーラスの城塞の効果で唱えて、強請のマナはケリクの能力で支払うため一周で3点のライフが必要ですが、強請の効果で3点づつライフを得るため、実際は対戦相手のライフだけループする毎に減っていきます。

《ヨーグモスの息子、ケリク》+《アスフォデルの灰色商人》+《血の取引者、ヴィリス》

《ヨーグモスの息子、ケリク》でライフを支払った分《血の取引者、ヴィリス》のドローが発生し、デッキを次々に掘り進めます。《アスフォデルの灰色商人》でライフをドレインし、生贄に捧げて墓地から釣ってを繰り返します。大量のカードを引き込んでいるので、他のコンボが揃う場合もありますし、そのままループが続きそうであればドレインで吸い尽くしてしまいましょう

《血空の主君、ヴェラゴス》+《敵対工作員》

《敵対工作員》存在下で《血空の主君、ヴェラゴス》の対象を対戦相手に取ると好きなカードをデッキから取れます。アドバンテージを得つつ妨害も出来る所がポイントです。

総評

《ヨーグモスの息子、ケリク》は、統率者だけでアドバンテージを取る事が出来るデッキではありませんが、その代わりとしてマジック史歴代最狂のシステムΦを使うことが出来ます。そのΦを使って、強力なカードをマナコストを気にせず使えることが一番の強みです。

デッキの構築に関しても、速度重視のコンボ型や、クリーチャーに厚みを持たせた持久型と構築の幅がありますので、実際に自身がプレイしている環境や、自分のスタイルに合わせて構築し、調整出来る自由度の高さも《ヨーグモスの息子、ケリク》の魅力です。

《ヨーグモスの息子、ケリク/K'rrik, Son of Yawgmoth》の記事は《Морио氏》に監修頂きました。

最終更新:2021/03/12

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