《反体制魔導士、ケス》は、飛行3/4という優秀なスタッツ、強力な呪文が多数採用出来るグリクシスカラーであり、墓地からそれらを再利用出来る能力を持った優秀な統率者です。
色の構成上序盤から終盤までゲームに干渉が可能で、手札次第では3人の妨害を搔い潜り勝利する事も出来ます。但し、有名な統率者かつ、コンボデッキという事もあり対戦相手3人に狙われる事もしばしば…。
統率者戦ならではのパワーカードやコンボを使いたい方は是非選んでみてはいかがでしょうか。
反体制魔道士、ケス
カード名 | 反体制魔道士、ケス |
マナコスト | ①青黒赤 |
タイプ | 伝説のクリーチャー — 人間・ウィザード |
テキスト | 飛行 あなたの各ターンの間、あなたはあなたの墓地からインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを唱えてもよい。これにより唱えた呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。 |
P/T | 3/4 |
デッキリスト
統率者(1)
《反体制魔道士、ケス/Kess, Dissident Mage》
クリーチャー(8)
《闇の腹心/Dark Confidant》
《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》
《波止場の恐喝者/Dockside Extortionist》
《金粉のドレイク/Gilded Drake》
《船殻破り/Hullbreacher》
《敵対工作員/Opposition Agent 》
《高潮のバラクーダ/Tidal Barracuda》
《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》
インスタント(35)
《否定の契約/Pact of Negation》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《Demonic Consultation》
《思考掃き/Thought Scour》
《選択/Opt》
《猿術/Pongify》
《急速混成/Rapid Hybridization》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《狼狽の嵐/Flusterstorm》
《白鳥の歌/Swan Song》
《払拭/Dispel》
《赤霊破/Red Elemental Blast》
《紅蓮破/Pyroblast》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《マナ吸収/Mana Drain》
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《遅延/Delay》
《計略縛り/Trickbind》
《時間の把握/Telling Time》
《衝動/Impulse》
《断絶/Snap》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《思考停止/Brain Freeze》
《リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul's Vault》
《ティボルトの計略/Tibalt's Trickery》
《削剥/Abrade》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
《汚れた契約/Tainted Pact》
《激情の後見/Fierce Guardianship》
《偏向はたき/Deflecting Swat》
《直観/Intuition》
《プリズマリの命令/Prismari Command》
《むかつき/Ad Nauseam》
《意志の力/Force of Will》
ソーサリー(10)
《定業/Preordain》
《伝国の玉璽/Imperial Seal》
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
《思案/Ponder》
《再活性/Reanimate》
《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
《夜の囁き/Night’s Whisper》
《表現の反復/Expressive Iteration》
《毒の濁流/Toxic Deluge》
《深淵への覗き込み/Peer into the Abyss》
エンチャント(1)
《死の国からの脱出/Underworld Breach》
プレインズウォーカー(1)
《時の支配者、テフェリー/Teferi, Master of Time》
アーティファクト(14)
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》
《金属モックス/Chrome Mox》
《オパールのモックス/Mox Opal》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
《独創のタリスマン/Talisman of Creativity》
《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
《イゼットの印鑑/Izzet Signet》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《友なる石/Fellwar Stone》
土地(30)
《Underground Sea》
《Badlands》
《Volcanic Island》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《湿った墓/Watery Grave》
《血の墓所/Blood Crypt》
《蒸気孔/Steam Vents》
《地底の大河/Underground River》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《変遷の泉/Morphic Pool》
《特別観覧室/Luxury Suite》
《訓練施設/Training Center》
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
《統率の塔/Command Tower》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《真鍮の都/City of Brass》
《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
《色あせた城塞/Tarnished Citadel》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《島/Island》
《沼/Swamp》
ハイシナジーカード
《ギタクシア派の調査》
レガシーで禁止にされる等、構築戦でも強いカードですが《反体制魔導士、ケス》の能力を利用すると墓地からもう一度唱える事が出来ます。勝ちに行くための前方確認や、手札を増やすだけの行動でも十分な性能を発揮します。
《直観》
《反体制魔導士、ケス》が戦場にいる状態で《タッサの神託者》+《再活性》+《Demonic Consultation》or《汚れた契約》を選ぶ事で対戦相手に何を選択されても、墓地経由でコンボを始動する事が出来ます。
《汚れた契約》
《直観》同様、《反体制魔導士、ケス》が戦場にいる状態で唱えて《タッサの神託者》を手札に加え、墓地の《汚れた契約》を再度唱える事でライブラリーを空にして、特殊勝利の状況を作る事が出来ます。
コンボルート
《タッサの神託者》+《Demonic Consultation》
1 | 《タッサの神託者》を戦場に出す。ETBが誘発し、誘発スタックで《Demonic Consultation》を唱える(デッキに採用されていないカード名を指定し、自身のライブラリーを全て追放 |
2 | 《タッサの神託者》のETBを解決して特殊勝利 |
《死の国からの脱出》+《ライオンの瞳のダイアモンド》+《思考停止》
1 | 《死の国からの脱出》を戦場に出す。 |
2 | 《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動し、青3マナ生成 |
3 | 自身を対象に墓地の《思考停止》を脱出コストで唱える |
4 | 最低3枚のカードは墓地に落ちるので、墓地の《ライオンの瞳のダイアモンド》を脱出コストで唱える |
5 | 2-4の手順を繰り返す事で、青マナを増やしながら自身のライブラリーを全て墓地に送る事が出来ます |
6 | 墓地に落ちた《タッサの神託者》を脱出コストで唱えて特殊勝利 |
《死の国からの脱出》以外のコンボパーツは手札、戦場、墓地のどこに存在していても始動が可能ですが、墓地から始動する場合は墓地に3~6枚、脱出コスト用のカードが必要になります。また、ゲームが長引き《タッサの神託者》が何らかの理由で追放されている場合は、対戦相手を対象に《思考停止》を唱え続けて、ライブラリーアウトで勝利する方法もあります。
総評
《敵対工作員》や《船殻破り》の登場により単体除去が多く飛び交う環境の中、全盛期に比べて肩身が狭くなった気もしますが、色の組み合わせと能力の強さは健在です。
《トリトンの英雄、トラシオス》&《織り手のティムナ》を代表とする手札を増やせる統率者では無いので、ヘイト管理や状況を見極めたピンポイントの除去やカウンター等で手札消費を最低限にし、仕掛ける際は全力で走りましょう!
非常に繊細かつ大胆なプレイを要求されますが、勝利した際の楽しさが癖になる統率者ですので、興味のある方はぜひとも練習を重ねて習熟させていきましょう。
最終更新:2021/05/05
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