デッキレシピ

《ウーナのトリックスター、ニムリス Nymris, Oona's Trickster》

《ウーナのトリックスター、ニムリス》は統率者レジェンズで追加された新規カードで《対戦相手の各ターン内で初めてあなたが呪文を唱えるたび、あなたのライブラリーの一番上からカードを2枚見る。それらのカードのうち1枚をあなたの手札に、他をあなたの墓地に置く。》
という《永遠の造り手、ラシュミ》に似た能力を持っています。《永遠の造り手、ラシュミ》との大きな違いとして、自分のターンのキャストでは誘発しない点がありインスタント及び《瞬速》を持ったカードを多めに採用しています。

自身も《瞬速》を持っていることから自ターンにキャストする必要がなく、フルタップでターンを渡さなくて良いという大きなメリットがあります。またスタッツも1/6かつ飛行とジェネラルの中でも屈指のブロック性能があり、非常に強力にデザインされたジェネラルです。

ウーナのトリックスター、ニムリス

カード名 ウーナのトリックスター、ニムリス
マナコスト ③青黒
タイプ 伝説のクリーチャー — フェアリー・騎士
テキスト 瞬速
飛行
対戦相手の各ターン内で初めてあなたが呪文を唱えるたび、あなたのライブラリーの一番上からカードを2枚見る。それらのカードのうち1枚をあなたの手札に、他をあなたの墓地に置く。
P/T 1/6

デッキリスト

統率者(1)

《ウーナのトリックスター、ニムリス/Nymris, Oona's Trickster》

クリーチャー(12)

《闇の腹心/Dark Confidant》
《金粉のドレイク/Gilded Drake》
《タッサの神託者/Thassa's Oracle》
《遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance》
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
《狡賢い夜眷者/Cunning Nightbonder》
《厚かましい借り手/Brazen Borrower》
《船殻破り/Hullbreacher》
《敵対工作員/Opposition Agent》
《替え玉/Stunt Double》
《概念泥棒/Notion Thief》
《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》

インスタント(35)

《白鳥の歌/Swan Song》
《選択/Opt》
《精神的つまづき/Mental Misstep》
《神秘の教示者/Mystical Tutor》
《狼狽の嵐/Flusterstorm》
《Demonic Consultation》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《猿術/Pongify》
《急速混成/Rapid Hybridization》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《のぞき見/Peek》
《呪文嵌め/Spell Snare》
《マラキールの再誕/Malakir Rebirth》
《遅延/Delay》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《マナ吸収/Mana Drain》
《衝動/Impulse》
《現実変容/Reality Shift》
《秘儀の否定/Arcane Denial》
《対抗呪文/Counterspell》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
《汚れた契約/Tainted Pact》
《リリアナの勝利/Liliana's Triumph》
《リム=ドゥールの櫃/Lim-Dul's Vault》
《時間の把握/Telling Time》
《神秘の反射/Mystic Reflection》
《除外/Exclude》
《否定の力/Force of Negation》
《指導者の欠如/Leadership Vacuum》
《激情の後見/Fierce Guardianship》
《神秘の指導/Mystical Teachings》
《致命的なはしゃぎ回り/Deadly Rollick》
《水没/Submerge》
《意志の力/Force of Will》
《幕切れ/Curtains' Call》

ソーサリー(6)

《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
《法務官の掌握/Praetor's Grasp》
《毒の濁流/Toxic Deluge》
《ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will》
《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal》
《滅び/Damnation》

エンチャント(3)

《神秘の制圧/Mystic Subdual》
《リスティックの研究/Rhystic Study》
《ネクロマンシー/Necromancy》

プレインズウォーカー(1)

《神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries》

アーティファクト(13)

《魔力の墓所/Mana Crypt》
《宝石の睡蓮/Jeweled Lotus》
《金属モックス/Chrome Mox》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《友なる石/Fellwar Stone》
《五元のプリズム/Pentad Prism》
《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
《威圧のタリスマン/Talisman of Dominance》
《サファイアの大メダル/Sapphire Medallion》
《呪われたトーテム像/Cursed Totem》

土地(29)

《Underground Sea》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《湿った墓/Watery Grave》
《地底の大河/Underground River》
《変遷の泉/Morphic Pool》
《ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs》
《沈んだ廃墟/Sunken Ruins》
《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
《清水の小道/Clearwater Pathway》
《統率の塔/Command Tower》
《マナの合流点/Mana Confluence》
《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum》
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge》
《涙の川/River of Tears》
《ヴァントレス城/Castle Vantress》
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
《陰謀団のピット/Cabal Pit》
《古えの墳墓/Ancient Tomb》
《爆発域/Blast Zone》
《冠雪の島/Snow-Covered Island》
《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
《島/Island》
《沼/Swamp》

ハイシナジーカード

《神秘の指導》

インスタントか瞬速のカードをサーチ出来る万能カード。若干重めですが、自分のターンが来る直前であれば使い易く《ウーナのトリックスター、ニムリス》の能力を誘発させつつ効率良く手札を増やす事が出来ます。
フラッシュバックもついているので、ロングゲームでもハンドアドバンテージに大きく貢献します。

《毒の濁流》

今や黒の全体除去の代名詞にもなりつつある《毒の濁流》
クリーチャーを大量展開するデッキを苦手としますので、こちらは必ず採用したい1枚です。他のジェネラルでは自身のジェネラル諸共場を流してしまう事も多々ありますが《ウーナのトリックスター、ニムリス》はタフネスが高く、生き残りやすいのも非常に相性がいいです。

《記憶の裏切り》

《ウーナのトリックスター、ニムリス》は、ハンドアドバンテージを広げつつ《タッサの神託者/Thassa's Oracle》+《Demonic Consultation》で勝利するデッキですが、多くの除去や打ち消しを採用していて、基本的にロングゲームを得意とします。
ゲームの後半は、対戦相手の墓地に多くの強力なカードがあるケースが多く《記憶の裏切り》はその墓地にあるカードでコンボを組み立てて勝利する事が出来る非常に強力なカードです..!

《リスティックの研究》

ロングゲームを得意とする《ウーナのトリックスター、ニムリス》にはとても相性の良いカードです。
追加ドローはもちろん、追加のマナを要求する事で対戦相手の動きを抑制し、ゲームスピードを遅くさせる効果があります。

コンボルート

《タッサの神託者》+《Demonic Consultation》

《タッサの神託者》を戦場に出す。ETBが誘発し、誘発スタックで《Demonic Consultation》を唱える(デッキに採用されていないカード名を指定し、自身のライブラリーを全て追放
《タッサの神託者》のETBを解決して特殊勝利

《Demonic Consultation》の代わりに《汚れた契約/Tainted Pact》でも同様の事が可能です。《Demonic Consultation》は青系のデッキで多く採用されている《精神的つまづき/Mental Misstep》で打ち消される場合があるので、どちらも選択出来る状態であれば《汚れた契約/Tainted Pact》の方が信頼度は高いです。

《Demonic Consultation》

インスタント
カード名を1つ選ぶ。あなたのライブラリーのカードを上から6枚追放する。
その後、選ばれた名前のカードが公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開し続ける。
そのカードをあなたの手札に加え、これにより公開された他のすべてのカードを追放する。

《汚れた契約/Tainted Pact》

インスタント
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。
このカードが、これにより追放された他のカードと同じ名前を持たないかぎり、あなたはこのカードを自分の手札に加えてもよい。
あなたがカードを手札に加えるか、同じ名前のカードを2枚追放するかするまで、この手順を繰り返す。

 

《ウーナのトリックスター、ニムリス》は基本的にこのコンボ1本で勝つデッキなので、コンボを始めるタイミングが非常に重要です。場を読み取り、妨害を掻い潜る手札を揃えて、勝てる可能性が一番あるタイミングで、勝負を仕掛けていきましょう..!

《神秘を操る者、ジェイス》+《Demonic Consultation》

前提条件:
《神秘を操る者、ジェイス》が場に出ている

《神秘を操る者、ジェイス》の+能力を起動。誘発スタックで《Demonic Consultation》を唱える(デッキに採用されていないカード名を指定し、自身のライブラリーを全て追放
《神秘を操る者、ジェイス》の+能力を解決して特殊勝利
   

《タッサの神託者》が無い場合のサブプランです。上記と同じく《汚れた契約/Tainted Pact》でも同様の事が可能です。

総評

統率者自身が《瞬速》を持ち、キャストタイミングを伺いつつ各種妨害を構えられる非常に強力なジェネラルです。

採用したいカードも非常に多く、リストを絞るのが本当に大変でしたが一旦こちらの形に落ち着きました。自分からはあまり動かないスタイルのジェネラルなので好みはわかれるかなと思いますが、パワーレベルの高いとされるデッキとも十分戦えるポテンシャルを持っています。

手札を使っているのに手札が減らないというのは《ウーナのトリックスター、ニムリス》の大きな魅力であり、ぜひ一度触って頂きたいジェネラルです..!

ディミーア(青黒)デッキのメリットでありデメリットである点の補足ですが、勝ち筋に《タッサの神託者》+《Demonic Consultation》を採用する事が多いです。
このコンボは現行の統率者戦でも非常に強力な2枚コンボで、競技的な卓でも多く採用されていますが、コンボの条件を満たすためにデッキに同じカードを1枚しか採用出来ないという点があります。
2色デッキで基本地形を冠雪土地含め4枚(今回のケースで言うと《冠雪の島》《冠雪の沼》《島》《沼》)に抑えると多くの特殊地形でデッキを構成する必要があり、ある程度のカード資産が必要になってしまいますので、デッキを作る際はその点に注意して下さい。代替えのカード等についてはまた別途記事を書きたいと思います。

最終更新:2020/12/08

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